Cursor の機能は多いですが、毎日使うショートカットは絞り込まれます。FIXIT のエンジニアが実装業務で常用している 10 個を、用途と組み合わせで紹介します。
1. Cmd + K — インライン編集
選択範囲に対して自然言語で編集指示。「この関数を async/await に書き直して」「型を明示して」など、リファクタの第一歩として最頻出。
2. Cmd + L — チャットを開く
サイドバーのチャットを開閉。「このファイルの仕様は?」「テストを書いて」と聞くだけで、コンテキスト付きで回答が返ってくる。
3. Cmd + I — Composer (複数ファイル編集)
複数ファイルにまたがる変更をエージェント駆動で実行。「/services/* の FAQ に項目を追加して」のような横断作業を一気通貫で進められる。
4. Cmd + Shift + L — 選択範囲をチャットに添付
エラーメッセージや特定行を選択して Cmd + Shift + L で、現在のチャットに pinned context として追加。「これを直して」が即できる。
5. @file / @folder — コンテキスト指定
チャット入力欄で @ を打つと file / folder / docs を選択できる。@services.ts @about-content.tsx のように複数ファイルをまとめて参照させると、整合性のある提案が返る。
6. Tab — Cursor Tab で行末まで補完
Cursor の AI 補完は VS Code の通常補完より広い範囲を予測してくれる。「次の数行をまとめて補完」したいときに Tab を押す。
7. Cmd + Shift + P → Cursor: Apply Last Diff
Composer や Chat の最後の diff を再適用。間違って Reject してから「やっぱり戻したい」ときに復活できる。
8. Cmd + Enter (チャット内) — 全コードベースを検索
通常の Chat は開いているファイルだけがコンテキストだが、Cmd + Enter で送信すると Cursor が embedding 検索でリポジトリ全体から関連ファイルを集めてくる。
9. /コマンド — テンプレ呼び出し
/test /explain /fix などの slash command で頻出依頼を即発火。/test は「現在のファイルの関数にユニットテストを書く」を 1 文字で。
10. Cmd + , — .cursorrules を開く
プロジェクト固有のコーディング規約 (.cursorrules 又は .cursor/rules/) を即編集。FIXIT では「コミットメッセージは type: 形式」「日本語コメントは公開ドキュメントのみ」などをここに集約しています。
組み合わせで強くなるパターン
@fileとCmd + Iを組み合わせ、「@services.tsの FAQ を@services-page.tsxの表示に合わせて整理して」のように対象を明示してから Composer で複数ファイルを編集するCmd + Kで部分修正したあとCmd + Lで背景を説明する。短い編集はインラインで素早く、設計判断が必要なときはチャットで深掘りする/testでテストを生成し、落ちたらCmd + Shift + Lで失敗ログを selection として渡し、すぐ修正を依頼する
「全部覚える」より「1 日 1 個増やす」のがおすすめ。1 ヶ月で習慣化すれば、Cursor で書くスピードが実測で大きく変わります。
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